名古屋で本場の和牛体験をしたいなら「頂」|鳳来牛という愛知産黒毛和牛の世界

あれこれ

名古屋で本場の和牛体験をしたいなら「頂」|鳳来牛という愛知産黒毛和牛の世界

「名古屋で和牛といえば、どこに行けばいい?」——そう聞かれて、すぐに答えられる方はどのくらいいるでしょうか。

岐阜には飛騨牛がある。三重には松阪牛がある。では、愛知のブランド牛は?

この質問に即答できる名古屋市民は、まだほとんどいません。「愛知にもブランド牛があるの?」と目を丸くする方が多いのが、正直なところです。名古屋めしの文化は全国に知れ渡っていても、愛知産の黒毛和牛については、地元でさえまだ十分に語られていない。

私、後藤政之がこの店「元祖レア牛丼 頂」を大須で続けている理由のひとつは、まさにここにあります。愛知が誇る幻の黒毛和牛・鳳来牛を、名古屋の食卓に届けたい。その一念で、この4年間走り続けてきました。

こんな方におすすめ

  • ✅ 名古屋で本格的な和牛体験をしたいと思っている方
  • ✅ 「鳳来牛」という愛知産ブランド牛を初めて知った方
  • ✅ 県外から来た大切な人を、地元の本物でもてなしたい方
  • ✅ 食べログに保存したまま、なかなか来店に踏み切れていない方
  • ✅ レア牛丼の安全性や調理技術が気になっている方
名古屋で本場の和牛体験をしたいなら「頂」|鳳来牛という愛知産黒毛和牛の世界 | 元祖レア牛丼 頂

「愛知のブランド牛」を探して——鳳来牛との出会い

話は今から数年前に遡ります。私が飲食の世界に入って20年以上、ずっと頭の片隅にあった問いがありました。「愛知の食材だけで、一皿を完成させることができるか」というものです。

碧南の白醤油、豊橋の大葉、渥美半島のたくあん、日間賀島の海苔——愛知県は実は、驚くほど豊かな食材の宝庫です。でも、肉だけが足りなかった。「愛知産の和牛で、胸を張れるブランド牛はないか」と探し続けていたとき、ようやく辿り着いたのが奥三河の鳳来牛でした。

正直、初めて聞いたときは半信半疑でした。「愛知にそんな牛がいるのか」と。しかし実際に現地の農家を訪ね、生産者と話し、その肉を口にしたとき——すべての疑問が消えました。これは本物だと、確信しました。

鳳来牛は愛知県奥三河地方で、わずか3戸の農家だけが育てる黒毛和牛です。年間の出荷頭数は300頭。これは飛騨牛や松阪牛と比べると、桁が違うほど少ない数字です。さらに特筆すべきは、その飼育方法。地元の銘酒「蓬莱泉・空」の酒粕を飼料に混ぜ込み、丁寧に手作業で育てています。酒粕に含まれる成分が牛の腸内環境を整え、サシと赤身のバランスに優れた、独特の肉質を生み出すのです。

この牛を名古屋で提供できているのは、現在「頂」だけです。生産者と直接つながる仕入れルートを構築したからこそ、実現できたことでした。

「加熱しているのに、レア」——二段階調理技術が生まれるまで

鳳来牛という素材を手に入れた次の課題は、「どう料理するか」でした。

せっかくの希少牛を、ただ火を通すだけではもったいない。でも生肉で提供することは、食品衛生上できないし、するつもりもない。「安全でなければ、おいしくない」——これは飲食に関わる者として、絶対に譲れない原則です。

そこで私が辿り着いたのが、「二段階加熱技術」でした。中心温度70℃以上の加熱を二段階で行うことで、食品衛生基準を完全にクリアしながら、食べたときに「レア」を感じさせる食感と色合いを実現する技術です。これは試行錯誤を重ねて自ら開発したもので、理科教師の免許を持つ私らしい、ある意味で実験の連続でした。

「加熱しているのに、レアです」——この一言に、頂のすべての技術が詰まっています。

そして肉だけではありません。この一杯を完成させているのは、碧南市の白醤油をベースに、ワインと現代の調味料を組み合わせた「魔法のつけだれ」です。明治時代から続く牛丼のレシピを徹底的に研究し、現代の食材と調理技術で再解釈した、頂オリジナルのレシピ。このつけだれがあることで、鳳来牛の甘みとサシのコクが、驚くほど引き立ちます。

米は愛知県産ブランド米「あいちのかおり」を使い、ハイテク炊飯器で年度ごとの米の出来に合わせて炊き分けています。牛肉、タレ、米、薬味——すべての食材を愛知県産で統一すること。それが、頂の揺るぎない哲学です。

✓ ここまでのポイント

  • 鳳来牛は愛知県奥三河産・年間300頭のみ出荷される希少黒毛和牛。名古屋で提供できるのは「頂」だけ。
  • レア牛丼は「生」ではなく、中心温度70℃以上の二段階加熱技術によって食品衛生基準を完全に満たしている。
  • 全食材を愛知県産で統一することが、頂の料理哲学の根幹をなしている。

「ライバルは鰻屋」——牛丼の概念を、覆す

お客様から「牛丼に2,600円は高い」と言われることがあります。その感覚は、よくわかります。牛丼チェーンが数百円で提供している時代に、それより一桁上の価格設定は、確かに驚かれます。

でも私は、この一杯のライバルはチェーン店ではないと思っています。ライバルは鰻屋です。

愛知で年間300頭しか出荷されない幻の黒毛和牛を、名古屋でここだけで。酒粕飼育という唯一無二のストーリーを持つ食材を、独自の調理技術と魔法のつけだれで仕上げた一杯。それを13席だけの空間で、生産者への敬意を込めて提供する——この体験に見合う価格として、2,600円を設定しています。

「食べる人、作る人、育てる人。三者が出会う場所」——これが頂のあり方です。

接待や記念日にお使いいただくお客様も多くいらっしゃいます。「なぜこの店を選んだか」を語れる一軒を持ちたい方に、この店はきっと応えられます。「実はこの牛、愛知で年間300頭しか出荷されない希少牛なんです」——料理が届く前から、ゲストとの会話が自然に弾む。そういう体験を、頂は提供したいと思っています。ソファ席も完備しており、ゆったりとした時間をお過ごしいただけます。

「食べログで保存してから半年、ようやく来店しました。鳳来牛のレア牛丼、本当に別次元のおいしさでした。こんなに豊かな気持ちになれる牛丼があるなんて、知らなかった。すぐにまた予約しました。」

食べログ口コミより(30代・女性)

東海テレビ7番組が認めた「元祖」の重み

創業から4年。この店が「元祖レア牛丼」を名乗り始めたとき、名古屋には「レア牛丼」というカテゴリーそのものが存在しませんでした。新しいジャンルを一から切り拓いていく作業は、決して楽ではありませんでした。

それでも続けてきた結果、テレビ愛知「愛知あたりまえワールド」、中京テレビ「前略、大とくさん」、CBC「花咲かタイムズ」「チャント!」、メ〜テレ「ドデスカ!」「アップ!」「超町人!チョコレートサムネット」——東海エリアの7番組に取り上げていただきました。

メディアに出たことよりも、「元祖レア牛丼という文化を、名古屋に根付かせた」という事実の方が、私にとってははるかに大きな意味を持っています。新名古屋名物として、大須からレア牛丼を発信し続ける——その使命感は、今も変わっていません。

食べログの保存数は2,989件。しかし口コミ数は55件。この数字の乖離が物語っているのは、「行きたいリストに入れたまま、まだ来ていない方」がたくさんいらっしゃるということです。保存してくださっている方、ぜひ一度、実際に足を運んでみてください。体験して初めてわかることが、この店にはたくさんあります。

まとめ|愛知の和牛文化を、一杯から始める

鳳来牛を知ったとき、私は「これを名古屋に届けなければ」と思いました。愛知の食材・愛知の生産者・愛知の文化を、一杯の牛丼という形に凝縮して届けること——それが「頂」という店の存在意義です。

「名古屋で本場の和牛体験をしたいなら」という問いへの答えは、シンプルです。大須の2階に上がってきてください。そこに、愛知が誇る黒毛和牛の世界があります。

鳳来牛レア牛丼は1日10食限定です。確実に鳳来牛をご賞味いただきたい方は、食べログのご予約フォームの「ご要望欄」に【鳳来牛希望】とご記入ください。当日のご来店(飛び込み)も歓迎していますが、限定数のため早めのご予約をおすすめします。

営業は月・火・土・日・祝日の11:00〜15:00(祝日は17:00まで)。毎月の営業カレンダーは公式Instagramでご確認ください。不定休がございますので、ご来店前にぜひ一度フォローしておいていただけると、最新情報をお届けできます。

皆様のお越しを、心よりお待ちしております。

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